植物性が健康に良いという盲信

公開日:

さて ここ5年くらい 一貫してお伝えしております

 

油の大切さ と その選択をするための知恵。

 

未だに 健康情報や ダイエット情報では

 

「植物性の油が良い」という 盲信が根強いなぁ と見受けられますわ

 

 

動物性脂肪(油)は

 

植物性脂肪(油)より

 

カロリーが高くて太る!

 

そして血液はドロドロになる!

 

吹き出物ができたり 乳腺炎になったりする!

 

 

 

チーン・・・・・ 

 

 

本気でこれを信じているのなら

 

今すぐに 刷り込みを捨てて考えてみよう

 

まず 油は どれも 1g が 9キロカロリー

 

動物も植物もありません。カロリーは一緒です。

 

 

また 太るのか どうか は その油の組成の種類で

 

代謝が落とされるかどうかで 決まります。し

 

代謝エネルギーと 糖と 油の 量で決まります。

 

 

当然ですが代謝が落ちれば 太ります。 ←ここポイント

 

 

1。糖での代謝エネルギーを生産する力が強い

 

2。生産するエネルギー量が多い

 

3。使うエネルギー量が多い(基礎代謝エネルギー)

 

 

当たり前のことですが この3つが揃えば太りにくい

 

 

そして 血液がドロドロになるのは 

 

動物性の油なのか 植物性の油なのか が

 

問題なのではなく これも その油の組成は何か?

 

によるところが大きいのです。

 

いや 全てと言ってもいいでしょう・・・

 

言葉をもう少し変えると

 

ここで この油の電気的反応がどう起こるのか? で決まります。

 

それに『ドロドロ』の 意味が なんなのか?

 

これも 非常に曖昧ですわね

 

 

一般的には 動物性の油の方が 飽和脂肪酸 という油を

 

含んでいることが多いので 脂肪酸組成の長さは

 

短いものが多く 

実際 血液中で ドロドロになる前に 

 

腸を動かすエネルギーにしたり

 

微生物の餌になったりして代謝されますわ

 

そのままエネルギーの

 

材料として使われたり 分解されて さらに短くなり

 

代謝されていきます

 

その途中にも 飽和脂肪酸が多い種類であれば 酸化することなく

 

代謝されていきますわ

 

もちろん その途中で 中性脂肪になったりもします。

 

 

とはいえ 動物でも 家畜は穀類(コーンその他 豆類など)を

 

餌にされていることも多く 豚の肉 鳥の肉は種類によって

 

植物性の油と同様 不飽和脂肪酸を多く含んでいるものも

 

ありますわ・・・・

 

 

単純に 植物性が良い という盲信は 非常に危険です。

 

不飽和脂肪酸を 多く含む植物性の油脂は 中性脂肪として

 

貯められる以前に 血液中の 他の物質と酸化反応で結びついて

 

体内のつまりや ゴミになる可能性が非常に高いことは

 

本当に よく考えればわかることだし もちろん論文はたくさん

 

存在します。。。。こういう 論文を示してくださっているのが

 

崎谷医師ですよね

 

 

 

決して 植物性が悪い と言ってるのではなく

 

動物性の 油でも タンパク質でも

 

植物性の 油でも 他の要素でも

 

体内で 一つだけの 効果をうたう文言に踊らされないで

 

全体の中での それぞれの力の相殺力や 助長し合う力など

 

無視せずに 俯瞰し まさしくホリスティックに眺めたいものです

 

 

こうやって 化学反応や 化学的な組成を もっと 詳しく 

 

きちんと調べてみれば

 

ちょっとした 間違いに気づけるし 方向修正できるでしょう?

 

 

毎日の 小さな選択が あなたの2年後 5年後の体を作りますから

 

その小さな選択を 自分の健康の積み重ねにするには 

 

間違えがあるのなら 都度 是正して 

 

少しずつでも変えていく方向転換を

 

することですわ。

 

今までの 選択のベースになっている理論の見直しは

 

生きている間 そして 時に慢性疾患が改善されない場合

 

常に 思い返しては実行したほうがいいと思います

 

2〜3年が スパンになります。

 

どんなことも 実践して3年。

 

そこで 体は 一度その方向性で完成しますから。

 

「石の上にも3年」とは よく言ったものだなぁ と

 

この歳になって 色々 わかってくると 灌漑深いものですわ。

 

 

 

 

無知を自覚し 未知なるその世界に 死ぬまで

 

常にオープンマインドでいたいものです・・・

 

 

 

自戒も込めて!

 

Love V

人気記事

  • 『簡単に抗酸化作用を得る方法!』

    ドクターヒロです。   またかとみなさんは思われるかも知れませんが、 健康オタクが大好きな(^^♪「抗酸化作用」を持つものを発見しました(^_-)-☆。   それは、なんとあのWi-Fiです。         Wi-Fiは、人工的な電磁場で、パルス(脈動)型(pulsed)で極性を持っている(polarized)ため、持続的で極性をもたない電磁場と比較しても生命体に大きな影響を与えます(Bio...

  • 『便秘になるとなぜ顔色が悪くなるのか?』

    便秘は糖のエネルギー代謝低下(=甲状腺機能低下)の一つの指標であることを 拙著『慢性病は現代食から』でも詳しくお伝えしました。           便秘になると気分が悪くなるのはもちろんのことですが、顔色や肌色が悪くなります。           慢性便秘では、皮膚の色が濃い紫色の斑点が出始めます。     &nb...

  • 植物性が健康に良いという盲信

    さて ここ5年くらい 一貫してお伝えしております   油の大切さ と その選択をするための知恵。   未だに 健康情報や ダイエット情報では   「植物性の油が良い」という 盲信が根強いなぁ と見受けられますわ     動物性脂肪(油)は   植物性脂肪(油)より   カロリーが高くて太る!   そして血液はドロドロになる!   吹き出物がで...

  • 『体の仕組みとルール』水と症状と波動エネルギー

      体にはルールがあります。     急性の疾患の20分ルール   慢性疾患の100日ルール などなど     この20年以上 お伝えしてきた 免疫学という   体のメカニズムを ごく一般的な角度でとらえた 理論を   今度は 体のメカニズムを 電気の流れで とらえた理論   同じこと なんだけど 見る立ち位置が ちょっと変わります   &nb...

  • 『私たちの”第6感”ー磁気センサー!』

    ドクターヒロです。   私たちの5感の上にさらに、第6感が存在する・・・・ そのような臨床実験が報告されました。   渡り鳥やウミガメが遠く離れた到達地点につけるのは、独自のナビゲーションシステムも持っているからです。 そのナビゲーションシステムとは、磁気感知(magnetoreception )の機能です。 これは地球の磁場を感知して、方向や位置を特定する機能です。   このナビゲーションシステムが私たちにも存在する! &n...

  • エネルギー量子って?

    エネルギー量子と聞いて、すぐにそれが何であるかイメージが浮かぶ人はそんなに多くないかと思います。私もそんな一人でした。   勉強を進めていくと、生きていくこと、そして生活の全般、様々なものが、エネルギー量子という、物質ではなく、波動という実際には目に見えないものに影響を受け、それを利用し私たち人間は生きていることがわかってきました。   たとえば、毎朝、だれもが今日来ていく洋服を選ぶかと思います。赤を着たい日もあれば、黒を着たい日もある、今日は白だ...

  • 『私たちの体はなぜ対称でないのか?』

    スポーツなどでは、バランスをとるために、左右対称に体を使うように指導されることがあります。 しかし、ある程度はバランスがとれますが、左右は同じように動きません。 よく考えると、生命体とくに人間の体は左右対称にはできていないという事実に突き当たります。   肝臓は右側、心臓は左側・・・・・・   さらに上下・前後もまったく違いますよね。 この上下・左右・前後の違いは、実は生体電流の流れを決定しています(極性、つまり⊕⊖を作る)。  ...